
格闘技界のスーパースターでありながら、超人気YouTuberの「朝倉未来」。その独特な雰囲気に、男女問わず惹きつけられる方は多いはず。私自身、そんな彼の著書「強者の流儀」を読んで、感銘を受けました。今回は、この本に出会って感じた朝倉未来の人物像に迫って行きます。
芯があり、柔軟性が高い
誰しもが感じる事かもしれませんが、しっかりと自分を持っている人だと感じました。
よくいる、上司に媚びて、部下に偉そうにするようなことは決してなく、全ての人に対等に接するそんな人です。
部下にあたる人にもリスペクトがあり、上司に対しても誤りを指摘できるだろうな、という印象を持ちました。
社会生活において、日常で敬語を使うようにしているそうで、その理由について以下のように述べてあります。「世間を観察してきた中で、色々な人が色々な業界で働くことで、この国や社会を支えてくれているんだと考えているからです」
これだけのスターになっても、そういった気持ちを忘れないのは本物ですよね。
覚悟はあるが、割り切ることもできる
様々なメディアでも「死ぬことは怖くない」などと公言していますが、死ぬ覚悟で物事に取り組むことの重要性を説いています。
本書で、負けることが怖く、その対処として、死ぬ気で本場に臨むことを挙げています。「本当に死んでもいいと思っているからこそ、心の底から開き直れるのだと思います」とあります。
負ける恐怖を克服するには、死ぬ気で本場に臨むことが一番で、それによって自分を受け入れられるということだと思います。
こんなスーパースターでもある種の「怖さ」を感じていることには驚きでした。ですが、重要なのは、それをどう克服してパフォーマンスに繋げるか、だと言えますね。
自由を求めつつも、全ての行動に責任を持つ
本書において、「人生のテーマは自由」という章があります。実際、それが柔軟性のある生き方につながっているのではないかと思わされます。
自由に生きるために必要なものは「信頼できる少しの仲間と、お金と、責任と、そしてブレない軸」とあります。
これは単純そうで、含みのある言葉です。
様々な制約を振り払うというのが人生のテーマになっていそうですね。
メンタル面をかなり重視
様々なタフな場面を経験していることもあってか、メンタル面をかなり大切にしています。
「最終的には気持ちの強さ」という章では、「予定外の時に自分を保つために、気持ちの強さが求められます」とあります。
想像もしなかったことが起こった時にこそ、自分が試されると思います。そんな時こそ、気をしっかり持って物事に取り組むことの必要性を改めて感じました。