
老けないためには、バランスの良い栄養摂取が重要です。ですが、食品からすべて摂るのは中々厳しいのも事実。そこで、出番となるのがサプリメントです。今回はサプリメントでどのように栄養を補えばよいのか解説していきます。
ビタミンA
不足しがちなビタミンAは、サプリメントで摂取するのも大いにありです。効果としては
- 風邪や感冒の治療
- ホルモンバランスと骨の健康を確保
- 粘膜分泌・潰瘍・甲状腺機能低下の治療に有用
- ガンや心臓病の予防に役立つ可能性がある
となっています。豊富な食品には、レバーやバター、全乳と日常的に食べるのは難しいものが多いです。うまく組み合わせていきましょう。
ビタミンB1(チアシン)
食物をエネルギーに変え、健康な神経系をキープするのに重要なビタミンB1。効果は、多岐にわたり、
- 体の解毒力を高める
- 消化を助ける
- 心臓や心血管系に有益
- 精神的機能や能力向上
- うつ病の治療に有益
となっています。積極的にビタミンB1を摂りましょう。
ビタミンB2(リボフラビン)
意外と知られていないようですが、重要なビタミンB2。効果は、
- 赤血球及び抗体の生成を助ける
- 成長に不可欠
- 目と皮膚の健康維持
- 組織の修復
- エネルギー代謝に必要
- 心臓病及び白内障の予防に役立つ可能性がある
となっています。こちらは、緑黄の葉物野菜や肉類、乳製品、ナッツ類、豆類に多く含まれています。状況に合わせて、サプリメントを利用しましょう。
βカロチン
野菜の苦手な方には不足しがちな、カロチン。だからこそ、しっかりと対策する必要があります。
- 動脈がつまるのを防ぎ、心臓病のリスクを下げる
- 免疫システムの機能を高める
- ガンの予防に有用
- 皮膚の保護をサポート
といった、幅のある効果があります。うまく組み合わせて健康的な生活を送れるようにしましょう。
カルシウム
年とともに特に重要になってくるカルシウム。必要応じて、サプリメントで補っていきましょう。効果は、
- 心臓病の予防に役立つ
- 細胞膜の強化
- 歯を健康にする
- 脳卒中のリスクを減らす
- 筋肉の収縮と緊張に重要
といったものがあります。骨の強化だけではありません。
葉酸
聞きなれない栄養素かもしれませんが、葉酸も重要です。効果としては、
- 腸管の健康促進
- ガンや心臓病を予防
- 慢性疲労を軽減
- 大腸炎の症状を軽減
- 記憶障害を予防
があります。小麦麦芽やナッツ類、豆類、レバーなどが苦手であれば、サプリメントの力を借りましょう!