[新事実] 湿布は効かない?仕組みと注意点はなに?〜医学的根拠あり〜

 「湿布は効果がない!」、「日常的に湿布を使っているけど大丈夫かな….」

 など、湿布に対しては様々な声が上がるもの….。では、実際、湿布とどう付き合うのが正しいのでしょうか。医学的、薬理学的な観点からお教えします。

湿布とは

 湿布とは、「ある程度の水分を含んだ布」を意味します。

 主に筋肉に対する治療として使われますが、打ち身や捻挫、皮膚病の治療にも使用されることもあります。

 水分が多く、密着しやすいというのが大きな特徴で薬効成分が浸透しやすくなっています。

 医薬品としては、温湿布と冷湿布の二種類に分けられます。冷湿布は、主に炎症や痛みの緩和に、温湿布は、血行をよくするためのものです。

湿布の効果は本当にあるのか

grayscale photo of man using magnifying glass

結論:あります!

 湿布には効果がないという声も上がっていますが、それは大きな間違いです。湿布にはしっかり効果があります。皮膚よりも深いところに届くということが研究でわかっています。

 というのは、湿布に含まれる以下のような成分が体に作用するんです。

  • サリチル酸メチル
  • メントール
  • カプサイシン
  • 非ステロイド抗炎症薬

 それぞれ説明していくと、サリチル酸メチルは湿布において最も代表的な成分です。消炎鎮痛薬として効果を発揮し、痛みを和らげたり、皮膚の炎症を和らげたりします。

 また、メントールは、冷却・消炎鎮痛作用がありますその香りは、偏桃体から視床下部に作用し、リフレッシュ効果があると言われています。

 カプサイシンは、温湿布に含まれることが多く、皮膚を刺激して表面の血管が広がることで、血流をよくする効果があります。

 さらに、非ステロイド抗炎症薬は消炎効果や鎮痛効果があります。つまり、炎症を取り去ったり、痛みをしずめたりすることができます。

湿布の注意点

患部に対して

  患部の状況に応じて、対処しないといけないことがあります。

  1. 使用前に患部を清潔にする
  2. 温疹・発疹のある部位、粘膜には貼らない
  3. 剥がした後は、時間を空け、皮膚を休ませる

  これらを守らなければ、皮膚がかゆくなったり、痛くなったりする恐れがあります。必ず守るようにしましょう。

使いすぎない

 湿布2枚は、痛み止めの薬1錠と同等です。使いすぎには注意しなければなりません。妊娠後期では、動脈が収縮するほどです。

 さらに、長時間の使用は、かゆみや腫れにつながることもあります。

  1. 1回の使用は3〜4時間
  2. 1日2〜3枚まで

 これらのことは、しっかり守って使用してください。

タイトルとURLをコピーしました