
競争率が激しいことで知られるボクシングウェルター級(63.503〜66.678kg)。
世界的に多くの人間がこの階級に適した体系と骨格を持っています。そのため、チャンピオンの入れ替わりもかなり激しい階級となっています。
これまで、多くのスーパースターを輩出してきました。
そんな階級で現在誰が「最強」なのか。ボクシング経験者が徹底分析しました。ぜひ参考にしてみてください。
第1位:テレンス・クロフォード
- 身長:173cm
- リーチ:185cm
- 国籍:アメリカ合衆国
- 誕生日:1987年9月28日(32歳)
- 戦績:36戦36勝無敗27KO
- スタイル:サウスポー
クロフォードは、天才だといっても過言ではありません。
攻撃に関しては、完璧なタイミングのカウンターや接近戦のうまさ、KOという試合の決定力が、ディフェンスに関しては、パンチを見切る目の良さやスピードがピカイチです。
身長に対してリーチが12cmも長く、ボクサーとしてかなり恵まれた体格です。そのため、遠い距離からでも一瞬で自分の距離に持っていくことができ、怖い選手と言えます。
第2位:エロール・スペンス・ジュニア
- 身長:177cm
- リーチ:183cm
- 国籍:アメリカ合衆国
- 誕生日:1990年3月3日(30歳)
- 戦績:26戦26勝無敗21KO
- スタイル:サウスポー
ボクシング大国アメリカで、メイウェザー以降の「スーパースター」と期待がかかるスペンス。
高いKO率からもわかる通り、攻撃型のパワフルなファイターと言えます。接近戦でのフックやパンチ力、体さばき、かなりの手数が出るスタミナがあり、毎試合でファンを沸かせます。
今後の試合もかなりの注目度となること間違いなしでしょう。
第3位:マニー・パッキャオ
- 身長:169cm
- リーチ:170cm
- 国籍:フリピン
- 誕生日:1978年12月17日(41歳)
- 戦績:71戦62勝7敗2引き分け39KO
- スタイル:サウスポー
フィリピンの英雄、パッキャオ。小柄な体型でありながら、何人ものスーパーチャンピオンを倒してきました。
磨き抜かれたスキル、軽やかなフットワークからの異次元のスピードでの踏み込み、誰とでも戦うという心意気、圧倒的攻撃力が群を抜いています。
最近のゴロフキンと戦いたいという発言にもかなり注目が集まっています。それもこれまでの戦いから、「パッキャオならやれるかもしれない」という期待を集めているからなのです。
第4位:ショーン・ポーター
- 身長:170cm
- リーチ:185cm
- 国籍:フリピン
- 誕生日:1987年10月27日(32歳)
- 戦績:34戦30勝3敗1引き分け17KO
- スタイル:オーソドックス
パッキャオの元スパーリングパートナーを務めていたポーター。
高い身体能力を活かして、足を動かすアウトボクシングを得意としています。運動量やスピード、敏捷性、アッパーへの耐性がかなり高いレベルを誇ります。
スター性もあり、ファンの多い選手となっています。
第5位:キース・サーマン
- 身長:171cm
- リーチ:175cm
- 国籍:アメリカ合衆国
- 誕生日:1988年11月23日(31歳)
- 戦績:31戦29勝1敗1無効試合22KO
- スタイル:オーソドックス
デビュー戦から9戦連続KOを果たし、一気に注目を集めたサーマン選手。
身体全体のスピード、ロープ際での処理、パンチ力、当て勘があり、負けは対パッキャオ戦のみという勝負強さがあります。
その圧倒的実力を披露するためのメガファイトにも期待がかかります。
