
ザ・フィリピーノ・フラッシュの異名を持つ、ノニト・ドネア選手。
これまで、たくさんの盛り上がる試合をし、多くのファンを沸かせている選手の一人です。
そこで、彼のすごさとは一体何なのか、改めて分析して、ご紹介していきます。
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5階級制覇

ボクシングで世界王者になるのはもちろん、1階級でもかなり難しいことです。それにもかかわらず、それを5階級で達成したというのはもはや異次元です。
フライ級、スーパーフライ級、バンタム級、スーパーバンタム級、フェザー級と、体重は6.3kgほど変わります。
これは、ドネアに試合を決めるパンチ力があることを意味しています。
パンチ力

WBSSで井上尚弥選手が出血してしまった左フック。
ドネア選手の左フックは、圧倒的に階級離れしており、かなりのパワーがあります。骨を折るほどですからね。
ミドル級に匹敵するとも言われており、本当に怖い選手です。
モンスターを苦しめた

モンスター、井上尚弥選手との対戦は記憶に新しい方も多いのではないでしょうか。
これまで、プロ19戦のうち最終ラウンドまでいったのは、ドネア戦を含めて2戦のみです。よって、ドネアのプレッシャーなどからモンスターが攻めにくかったというのは事実だと思われます。
さらに、これまで顔に傷を負ったことのない井上尚弥選手が、2ラウンドで出血し、眼窩底骨折までしていたのですから、驚きです。
キャリア
現在37歳のドネア選手。これまでのキャリアが本当にすごいです。
2001年にプロデビューしてから、5階級制覇し、アジア人として初めて主要4団体全てで世界王者になりました。
本当に努力の人です。これからもビッグマッチに期待がかかりますね。
