
そのテクニック、パンチ力から多くのファンを興奮させる、カネロ選手。
その大きな理由の一つに、ハードなトレーニングがあるわけですが、いったい、どのようなトレーニングをしているのでしょうか。
ボクシング経験者が、その効果も合わせて分析・解説していきます。
球形サンドバッグで攻撃のトレーニング
一般的な筒状のサンドバックではなく、球形のサンドバッグをよく使っているようです。
このサンドバックは、パンチの威力を伝えにくく、位置感覚が重要になります。
カネロの攻撃に磨きをかけるためのアイテムといえます。
ロープを使ったトレーニング

カネロのディフェンスで特徴的なヘッドムービングですが、その練習によくロープを使っています。
足腰を使って、頭の位置を変え、さらに攻撃につなげる。
試合での華麗なヘッドムービングの裏には、こうした地道なトレーニングがあります。
フィジカルトレーニング
カネロの主戦場、ミドル級ともなると、ハードなフィジカルトレーニングは必須です。
カネロは、
- チューブを使った腕のトレーニング
- 下腹部・側筋、腹直筋を鍛える筋トレ
- 首とつま先だけ地面につけて行う首の筋トレ
- 腕立て伏せ
- あごを強化するトレーニング
など、様々な強化トレーニングを行なっています。
強烈なミット打ち
カネロの試合は、一発一発をやや力んで強く打つことが多いです。
その理由なのでしょうか、ミット打ちも力強く倒すパンチが多い印象です。
そのため、ドラムミットという分厚いミットを使っているシーンをよく見ます。
走り込み
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かなりガタイの良いカネロですが、走り込みもきっちりこなします。
長距離を走る様子もSNSなどでアップされており、強靭な足腰を作るのにしっかり機能しているといえます。
後半のスタミナは、やはり走り込みが一番効くのでしょう。
