
ここ数年猛威を振るう、新型コロナウイルス。
そんな新型コロナウイルスに負けないために重要であるにも関わらず、多くのメディアで流されない「知っておくべきこと」が実は多くあります。
今回はそれらを医学を学ぶものとして、わかりやすく発信していきます。
本当の症状

新型コロナウイルスの本当の症状を知らない方は意外と多いのではないでしょうか。
というのは、無症状の症例もあるからです。そのため、症状がなくても、周囲の人を感染させたり感染させられてしまう可能性はあるということになります。
具体的な症状としては、高熱や咳、関節痛、味覚、嗅覚症状が長く続くというものです。重症化する症例では、発症から1週間前後で肺炎の症状(咳や痰、呼吸困難など)が強くなることもあります。
発症してから1週間程度は風邪のような軽い症状が続き、約2割弱が重症化し、入院となってしまいます。
自宅待機は安全ではない
新型コロナの診断を受けた後、自宅待機中に突然死する症例が報告されています。
その原因は、血栓症(血栓が血管を閉塞して臓器障害などを引き起こす病気)です。厚労省の発表では、約80%が軽症、約14%が重症、約6%が重篤となっています。
この予防としては、
- (軽い運動をする)
- コレステロールを管理する
- 健康的な食事
- 血糖値を下げる
- タバコを吸わない
といったことが効果的です。
コロナと肥満の関係

コロナで在宅ワークなど家にいる時間が増えて、コロナ太りになってしまったという声は多く挙がっています。
ですが、肥満とコロナには密接な関係があり、肥満だとコロナにかかりやすい・重症化しやすいという可能性がありそうだと言われています。
日々の食生活や適度な運動で健康的な体でいることは、コロナにかからないために重要なことです。
コロナの後遺症

新型コロナ陰性になった後でも症状に苦しむ方が多いのも事実です。
後遺症として、倦怠感や息苦しさ、関節痛、嗅覚症状、集中力や記憶力の低下が報告されています。
治ったら終わりではない、恐ろしいウイルスです。
新型コロナワクチン

使用が待ち望まれる新型コロナのワクチン。
今現在、ファイザー社(米)やモデルナ社(米)、第一三共(日)によってRNAワクチンが開発されたり、ウイルスベクターワクチン、DNAワクチンが開発中です。
ですが、効果や安全性の検証を慎重に行うべきであり、焦ってしまうのは本当に良くないことです。
コロナウイルスの変異

新型コロナウイルスは変異(ウイルスなどがもつ遺伝物質の質的・量的変化)を繰り返すウイルスです。
月に1〜2回程度のペースであり、計算上20箇所の変異が蓄積されています。