[格闘技経験者が分析] 朝倉海が堀口に負けた理由5選

 大晦日に行われたRIZIN26。

 日本中が注目したこの一戦に勝利したのは、朝倉ではなく、怪我から復帰したばかりの堀口恭司でした。

 なぜ、勢いのあった朝倉海は敗北を喫してしまったのか。

 格闘技経験者が分析し、解説していきます。


カーフキックに対応できなかったから

痛すぎるカーフキックの蹴り方を解説します【堀口恭司】

 カーフキックとは、ふくらはぎの外側を蹴る技のことで、まともに2〜3発当たると歩けなくなるというものです。

 堀口選手のカーフキックは、空手と組み合わせていて、かつ素早く踏み込んで蹴るため、相当な威力になります。

 さらに、朝倉海選手はボクシングに自信を持っており、前体重担っていたため、余計に効きやすかったと考えられます。

 カットすれば、逆に蹴った相手が足を痛めることになりますが、朝倉海選手はそのような対応はできませんでした。

堀口の引き出しの多さ

Full Fight | 堀口恭司 vs. ダリオン・コールドウェル / Kyoji Horiguchi vs. Darrion Caldwell – RIZIN.14

 対戦前、堀口選手自身が「引き出しは自分の方が多いですよね」と発言していました。

 実際、自分の打撃に自信を持ち打撃中心の朝倉海選手に対して、堀口選手はレベルの高い打撃の技から一本を取れる寝技まで幅広い攻撃を繰り出せます。

 朝倉海選手は、自分の得意なボクシング技術を駆使することに頭がいきすぎていました。

堀口選手を見すぎた

Full Fight | 朝倉海 vs. 堀口恭司 2 / Kai Asakura vs. Kyoji Horiguchi 2 – RIZIN.26

 二度目の対戦であることから、少し見合う展開になるのは仕方ないことですが、それにしても朝倉選手は、相手を見すぎました。

 早い段階で、堀口選手に強いパンチを当てていたら、全く違った結果になっていたかもしれません。


動きが固かった

Full Fight | 朝倉海 vs. 堀口恭司 2 / Kai Asakura vs. Kyoji Horiguchi 2 – RIZIN.26

 朝倉海選手自身は否定していますが、表情、動きともに少し固かったように感じられました。

 特に、打撃は脱力から当たる瞬間に力を入れるのが最も威力を発揮します。そのため、力が入り硬くなってしまうのは朝倉海選手にとって致命的でした。

根本的な実力の差

UFC: 堀口恭司 vs ジョン・デロス・レイエス

 堀口選手の圧倒的な勝ち方、朝倉海選手の対応を見ると、レベルの差は顕著に出ています。朝倉海選手にはまだまだ鍛えるべきところがたくさんあります。

 朝倉海選手は、こういう時期ですが、なるべく早くアメリカに行き、コーチをつけてもらった方が良いでしょう。

 今後は、大舞台中の大舞台でもしっかり力を発揮してほしいものです。

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